職場の昼休み・・・いつも将棋で負かされて上から目線のあいつに、なんとか勝てるようになりたいな~
でも~、他にいろいろ趣味もあるし…別に初段とか目指さなくていいから~なるべく簡単に、コッソリと効率よく強くなりたいな!
よく解りますよ、その気持ち(笑)
対局するのは楽しいんだけど、やっぱりいつも負けてばかりだと悔しくなってきますね。
「ちょっと勉強して強くなりたい」と思ったら、回り道せずに最短で行きたいですよね!
他に楽しい趣味はいっぱいあるし、ゲームに漫画、テレビも見てたら…なかなか時間が取れません(汗)
そこで、そんなあたなに、僕が過去に初段以上目指してひたすら勉強していた経験を基にして、「無駄なく!簡単に!最短で!棋力アップする方法」を解説していきます^^
この記事の内容を実践すれば、初心者の方でも早ければ2ヶ月くらい、コツコツ合間にやるくらいでも半年くらいでアマ3級~1級くらいの棋力がつくと思いますよ(*>∀<)ノ
せっかくだから、毎日ちょっとだけ時間を作って取り組んでみましょう!
もう職場の昼休み将棋くらいなら・・・敵はいなくなるでしょう(☆∀☆)
目次
初心者はまず「終盤力」を強化しよう
将棋初心者の方が最短で上達するには、まずは終盤力の強化が必須です。
理由は簡単。
将棋は相手の玉を詰ませれば勝ちのゲームだからです。
なので、まずは終盤力を鍛えていきましょう~(・∀・)ノ
と言っても、具体的になにをすればいいのか分りませんよね(汗)
初心者の方が終盤力を強化するなら、まずはこれだけで十分です!
- 1手・3手詰の詰将棋を繰り返し解く
- 寄せの手筋の問題を繰り返し解く
詰将棋を繰り返し解く
詰将棋の問題は、とりあえず1手・3手詰の簡単なものだけでいいです。
ある程度棋力アップして勝てるようになって、初段とか目指すなら5手詰・7手詰問題に挑戦しましょう^^
ただし、リアル将棋盤に並べて解かないで、本かPCの画面か…どっちでもいいんですけど、「頭の中」で解いてたほうがいいです。
何故かというと上級者へと目指す時には必ず、頭の中で相手の手を何手も読んでイメージすることが必要になるので、その時のための簡単な練習にもなるんです。
初心者のうちからそういう訓練をしておくと上達が早いです。
で、問題を解き進めていくと、3手詰の難しめの問題になると解らない時もあると思います。
詰将棋に慣れてないうちは、3手詰めってナメてると結構難しいですよ(笑)
でも、ある程度考えて解らなければ~ 答えを見て、サッサと次の問題に行けばOKです(^∀^)!
ただし、解らなかった問題には付箋を貼るなどして印をつけておいて、2週目の時に解けるかどうか確認して下さい。
3週目は、2週目の時に解らなかった問題だけ解けばOKです~。
詰将棋は「頭の中で相手の手を読む練習」にもなるので最初にやると効率がいいです^^
- 詰将棋はやったことが無いからルールを知りたい
- 1手詰問題からやる重要性を知りたい
といった場合は、こちらの記事も参考にして下さいね(・∀・)ノ
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詰将棋は初心者に最適な勉強法?1手詰問題の重要性とは?
続きを見る
寄せの手筋の問題を繰り返し解く
3手詰めの詰将棋が、サラっと解けるようになったら~次は寄せの手筋の問題を繰り返し解くといいですよ^^
寄せの手筋の問題とは、相手玉に「必死」をかける問題のことです。
「必死」が何かについては、ここでは詳しい説明は省略しますが、簡単に言うと~「相手がどのように受けても必ず次の一手で詰めることができる形」のことです。
王手の連続で相手玉にせまる詰将棋よりも、実戦ですぐに役立ちますよ(・∀・)ノ


ポイント
寄せの手筋の問題は、初心者の方には難しく感じるかもしれません。
ただ解らなくても、解答・解説を読んで繰り返し解いていくうちに、必ず終盤力がアップするので頑張ってみる価値アリです。
ちなみに、寄せの手筋の問題は、ネットで検索してもなかなか適当なのが見当たらないかもしれません(T∀T)
本を買ってやるなら『寄せが見える本 基礎編:森けい二』が初心者の方にはオススメです。
僕は『寄せの手筋200』という本を以前買って持ってて、すごく勉強になったんですけど…途中から結構内容が難しくなっていくんですよ(汗)
それでも簡単なところから徐々にステップアップしていくので、こちらの本もオススメです。
「序盤力」まで鍛えられればイッキに実力アップ!
さて、終盤力がついてきたら、次は序盤力を強化していきましょう(・∀・)ノ
終盤力が強化されたうえで、この序盤力を鍛えれば…かなり勝率が上がってきますよ!
で、具体的になにをやるかというと、自分の得意戦法を作りましょう。
すでに何らかの戦法を採用しているとは思いますが、ちゃんとある程度でいいので定跡を調べて覚えると全然指しやすさが違うんです。
得意戦法を絞って決めちゃえば、相手からの対策も考えやすいですからね^^
大きく分けると~「居飛車」か「振り飛車」に分かれますよね。
でもそこからさらに、
■ 居飛車なら
- 矢倉
- 相掛かり
- 角換わり
■ 振り飛車なら
- 四間飛車・三間飛車
- 中飛車
- 右四間飛車(振り飛車の分類に入るか微妙)
まだまだあるので、ぜひ自分の気に入る戦法を見つけましょう。
最近なら、ネットで検索すればいくらでも戦法の定跡が調べられると思いますよ^^
「ん~ ほんと初心者だからよく解らんな~」
という場合なら…個人的なイメージで申し訳ないですが、
- 居飛車 ⇒ 本格派・剛健・融通が利かない人
- 振り飛車 ⇒ テクニシャン・技巧派・ひねくれた人
って感じでピンとくる方を選んでください(笑)

ちなみに僕は振り飛車党です(笑)
まあ僕が今から将棋を始めて、まず戦法を覚えるとしたら「四間飛車」か「右四間飛車」を選びますかね~。
理由はこんな感じです。
- 「四間飛車」 ⇒ 定跡が調べやすくて上達しやすい
- 「右四間飛車」 ⇒ 破壊力抜群、指す人が意外と少ない
とりあえず序盤は、有利になったらラッキー、絶対的不利にならずに乗り切れればOK です!
最後の仕上げは「中盤力」強化で勝ちを逃がすな!
序盤で優位になれば、いきなり終盤戦になって「終盤力」でアッサリ勝てることもあります。
でも、相手との実力が互角になるほど、中盤の攻防がカギをにぎってきますよね。
この記事では「中盤力」を鍛えるのを最後にしてますが、もちろん上達への重要ポイントです(*>∀<)!
なんですけど・・・この「中盤力」は一番、強化しずらいと思います( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
そして、実践経験が出やすいところでもあります・・・。
よくありませんか?
互角のこうちゃく状態の時に、どこをどう攻めていいか解らなくなること・・・。
こんな時に役に立つのが「歩の手筋」など、駒の手筋を覚えてしまうことです。
特に「歩の手筋」は良い本も沢山あって読めばすぐ覚えられますヾ( ゚∀゚)ノ゙
知ってるのと知らないのでは、はっきり言って雲泥の差があります!
そしてこういう小技を覚えると、イッキに「中盤力」がつくと思いますよ!
相手がそれなりに強いなら、相手玉の「囲い崩しの手筋」なんかも知っておくと、終盤に向けてどう動いていけばいいのか目標になるしオススメです。

大丈夫です!
それらが一冊にまとまっている、いい本がありますよ^^
初心者の方なら、これさえ読んでおけば、中盤力を強化するために他に色々読む必要ないと思います(*>∀<)ノ
まとめ
いかがだったでしょうか。
終盤 ⇒ 序盤 ⇒ 中盤と強化するために色々書いたので、見てるうちに
「うわー やっぱ面倒くさいな~ムリかも…」
って思ったかもしれませんが・・・・・・
でもほんと、ちょっとした合間にピンポイントでコツコツやっていけば~
イッキに棋力アップしていくんで、どんどん将棋が面白くなって気付いたら初段近い実力がついてると思いますよヾ( ゚∀゚)ノ゙
まあこの初心者・初級者くらいからイッキに棋力アップしてる時が、一番将棋が楽しいのかもしれませんね^^
段位より上の世界がどうかと言うと・・・僕には実力不足で解りません(笑)
ではではっ 最後までお読みいただき有難うございました(*>∀<)ノ