僕は当ブログの中で、自分が購入して読み終わった小説の紹介記事を書いています。
で、その記事を書く直前までこう思ってました。
「本の表紙画像があったほうが、読んでくれる方にも伝わりやすいはず!自分で撮った写真を、ぜひ貼り付けよう!」
実際、写真まで撮って用意してたんですけど… ふと思ったんです。
「これホントに大丈夫??」
こんにちは、ナツカルです(・∀・)ノ
ブログでの書評記事を見ていると、カッコよく本の表紙画像が掲載されているのをよく見かけますよね。
あなたももしかしたら、ブログに本の紹介記事を書こうとしていて「本の表紙画像をバーーン!とカッコよく貼り付けたい!」って思っているかもしれませんね。
そして僕と同じように…ふと「著作権違反にならないのかな…?」って心配になったのではないでしょうか??
まず結論から言うと、
著作権者に無断で!
ブログに本の表紙画像を掲載するのは…例えば、自分が買ってる本を自分で撮った写真を無断で貼り付けていると・・・
著作権侵害として訴えられる可能性があるんです(汗)
この記事ではそのあたり、僕がリサーチした情報から「知っといたほうがイイこと・知らないとマズイこと」をシェアしていきますので、ぜひ参考にして下さい^^
他の人もやってるから大丈夫だろう…な~んて安易な考えで何も知らないままマネをしていると・・・知らず知らずのうちにトンデモナイコトになるかも知れませんよ(゚A゚;)
目次
なぜ著作権違反になる?このケースも危ないよ!

自分が買った本だからといって、許可なくその内容をコピーしたり、詳しい内容を公開すると著作権侵害に当たりますよね。
実はそれと同じように…「本の表紙」についても、著作権が発生してたりするんですよ。
つまり、本の表紙の著作権をもつ方の許可がないと、自分勝手に好きなように表紙画像を貼り付けることは出来ないわけです。
自分で撮った写真画像を無断掲載してると、訴えられる可能性がありますよ(汗)


確かに僕がリサーチしたところでは、今のところ、ブログに本の表紙画像を無断で貼り付けたからといって、訴えられた!というケースは見当たりませんでした。
でもそれは、あくまで今のところ黙認しているだけ…って感じのようです。
まあ宣伝になるような場合もあるとは思いますし、いちいち訴えてたらキリがない…逆に本のマイナスイメージになる…といったことも考えられますよね。
とはいえ今後、なにか悪質な事例があって訴えられたケースが出てきたりすると…イッキにそのあたり厳しくなるかもって思いませんか?

なので、今こうして心配になって調べているあなたは…著作権者に無断で自分で撮った「本の表紙写真」をブログ記事に掲載するようなことは、諦めたほうがいいと思いますよ(汗)
僕も諦めました(笑)
そして諦めたうえで、実際に公開している記事がこちらです。
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もう…マウスでヘロヘロになりながら、自分で表紙画像を書きましたよ(笑)

引用で「本の表紙画像」を掲載するなら?


そのあたりも気になったのでリサーチしたんですけど・・・残念ながら止めといたほうがいいです(゚A゚;)
かたっ苦しい「引用のルール」を表記してもややこしいだけなので、簡単にどういうことか説明しますね^^
まず大前提として、正当な範囲内で「内容に合ったもの」を引用するのはモチロンOKです。
でも例えば、公式サイトから探してきた小説の表紙画像を引用するとしても、それを貼り付ける記事の内容は「小説の中身の紹介や批評」だと思います。
「本の表紙についての記事」ではないですよね。
それなら「本の表紙は必ずしも引用する必要ないよね」ってことで、引用のルールから外れてしまうそうなんです(T∀T)

ツイッターにUPされてる「本の表紙画像」を探して埋め込むのは?


ツイッターのつぶやき投稿をブログ記事に埋め込むのは、基本的にルール通りにやれば問題ないし、許可も必要ないです。
ただし(汗)
そのつぶやき投稿にUPされてる「本の表紙画像」は、著作権者の許可を得ているのでしょうか・・・?
無断でUPしているものだとしたら、それを埋め込む人もまた、著作権違反に問われる可能性があります(汗)

ブログ記事に安心して、著作権違反なく「本の表紙画像」を掲載するなら?

いえ、かなり安全安心の方法があります(・∀・)ノ
- 「本の表紙の著作権者」の許可を得る
- 楽天やAmazonなどの「商品リンク画像」で代用する
- ツイッターの公式アカウント(本の出版元など)の投稿から探して埋め込む


楽天やAmazonなどの商品リンクで代用するのは、「ブログ記事に大きな画像をバーーーン!とカッコ良く!」とはいきませんが・・・(汗)
「画像小さいけど無いよりはマシ 商品リンクから購入してくれる方がいたらラッキー♪」といったメリットもあります(笑)
また、ツイッターにUPされている本の表紙画像でも、出版元といった公式アカウントから探せば…さすがに問題ないと思いますね。
それは、公式自ら著作権違反してツイッターにUPするとは思えないからです。
繰り返しになりますが、ツイッターの投稿自体を正しくブログに埋め込むこと自体は合法です^^
注意ポイント
安全安心に貼り付けられるとはいえ、そのブログ記事の内容によっては、また違った意味で訴えられる可能性がありますのでご注意下さい。
「本の表紙の著作権者」とは?

一般的に「本の著作権者」といって思いつくのはこちらでしょう。
- 出版社
- 本の著者
ただ、「本の表紙の著作権者」となると・・・その表紙をデザインした人、イラストを描いた人などといった「本の表紙の作成に関わった人」が含まれる場合があります。
- 表紙の写真
- 表紙のイラスト
- 表紙のレイアウトやデザイン
このようなものも、著作権保護の対象となるからなんです。
なので最悪、上記全ての人の許可をもらう必要があるかもしれません( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!

本の表紙の著作権自体が、出版社に譲渡されてる場合もあるようなので…ど~しても許可をもらいたい場合は出版社に確認してみて下さい^^
メモ
こちら『編み物ブログ.com』様の記事では、直接出版社に確認して許可をもらっていて参考になるし面白かったですよ。
ブログで本の紹介をする時に、他に知っておきたいコト!
今回リサーチしていて(ついでに)分かった、ブログで本の紹介をする時に「他に知っておきたいコト」をシェアしておきます(・∀・)ノ
■ 本の簡単なあらすじ・内容・批評を書く
⇒ OK!
■ 本の内容が全て解るような詳細なあらすじ・内容を書く
⇒ NG!
■ 本の文章を長々とそのまま書く・コピペして掲載する
⇒ NG!(引用であっても正当な範囲を超えたらNG)
■ 本のタイトル・題名自体
⇒ 基本的に著作権の範囲外。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ブログで本の紹介記事を書く時に、自分で撮った表紙写真であっても、著作権者に無断で掲載していると訴えられる可能性があるので・・・
あなたは十分気を付けて下さいね(汗)
もう一度、安心して本の表紙画像を掲載できる方法をまとめます(・∀・)ノ
- 「本の表紙の著作権者」の許可を得る
- 楽天やAmazonなどの「商品リンク画像」で代用する
- ツイッターの公式アカウント(本の出版元など)の投稿から探して埋め込む
そしてぜひ、あなたが読んで面白いと思った作品をブログで紹介して、読者の皆さんに教えてあげて下さいね^^
ではではっ 最後までお読みいただきありがとうございました(*>∀<)ノ